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町長メッセージ_平成26年6月1日

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_平成26年6月1日
(2014年6月2日更新)
 平成26年度第1回双葉町行政区長会を4月25日、いわき事務所で開催いたしました。新しい行政区長4人を含む17人の行政区長に委嘱状を交付しました。長期にわたり、全国各地に町民の皆さまが避難している中、行政区長の皆さまには、それぞれの地区住民同士の絆の維持・発展のため、大変なご苦労をおかけしていることに対して、改めて敬意と感謝を申し上げます。今後も行政区長の皆さまのご意見を伺いながら、双葉町の復旧・復興に向けて山積する課題に対応していく考えであります。さらに、町民の皆さまの絆を繋ぎ止めていくための本年度の重点施策として、大字総会参加費の一部助成を実施してまいります。
 次に、4月21日に、第6回双葉町復興推進委員会をいわき事務所で開催しました。本年度初めてとなる今回の委員会では、まず本年3月5日に策定した双葉町復興まちづくり計画(第一次)に基づく事業計画(実施計画)の概要と福島県における復興公営住宅の整備状況について、それぞれ説明を行いました。そして、今後の審議の進め方について議論を行い、双葉町の将来像と町民の今後の暮らしと町民コミュニティの2点について、今後委員を4つ程度のグループに分けて、座談会形式により意見やアイデアを出し合っていくこととしております。
 さて、中間貯蔵施設について申し上げます。4月25日、環境省の井上環境副大臣から内堀福島県副知事、双葉町と大熊町の町長・議長に対して、中間貯蔵施設等に係る措置等(中間貯蔵後30年以内の県外最終処分の法制化、用地の取扱い、生活再建策・地域振興策)についての追加の回答を受け、5月1日に開催された双葉町議会全員協議会で住民説明会の開催が承認されました。これを受けて、現在、福島県内外16回にわたって国による中間貯蔵施設に関する住民説明会が開催されておりますので、町民の皆さまからのご質問や率直なご意見を出していただきますようお願いいたします。なお、中間貯蔵施設の建設受入れの是非の判断にあたっては、町としては、住民説明会で出されたご意見を踏まえるとともに、議会、行政区長会との協議、さらには福島県、大熊町との連携を図りながら、引き続き慎重に対応していく考えでありますので、改めてご理解とご協力をお願いいたします。
 結びにあたり、梅雨の時季に入り、これからはうっとうしい日々が続きますが、町民の皆さまには、体調の管理に十分注意され、お元気でお過ごしになられますよう心よりお願い申し上げます。

双葉町長 伊澤 史朗