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学校再開に向けて(その03)_教育長メッセージ(2013年12月3日)

学校再開に向けて(その03)_教育長メッセージ(2013年12月3日)
(2013年12月3日更新)
 10月8日よりいわき市南台でスタートしました児童・生徒向け放課後学習サポート事業「ふたばっ子学習会」は現在小学生12名、中学生2名計14名の参加者があり、10月のスタート時より参加者が4名増えました。毎週2日、参加者は真剣に学習に取り組んでいます。加須市の騎西小中学校でも同様に、ふたばっ子達は放課後等の学習に熱心に取り組んでいるとの報告がありました。ふたばっ子達の元気な姿、意欲的な学習態度が見られ、大変嬉しく思います。町の復興の一つの姿である、と思います。

 学力向上について ...「思考力」、「表現力」の向上は普段の意図的な練習で

 第2回目は、「読み、書き、計算」の基礎学力が学力向上のポイントであることについて述べました。今回は、身に着けた基礎学力を様々な場面で活用するために必要な『活用力』『思考力』『表現力』について考えたいと思います。
 毎年4月に行われている全国学力テストでは、基礎力と活用力を問う問題が出題されています。テストの結果が出ると、活用力の向上が今後の課題として、連日マスコミで報道されています。福島県でも同様に、国語、算数(数学)の活用力の向上が大きな課題として位置づけ、様々な取り組みが今学校現場でなされているところです。
 先ずは全国学力テストの問題ですが、基礎力、活用力を問う問題のいずれも、内容的には特に難しい問題ではないと思います。また、文部科学省より示されている学習指導要領の内容を見ても、妥当な問題であろう、と思います。テストの対策として、最も必要且つ効果的だと考えられる方法としては、「普段の授業で基礎力、活用力を意図的に鍛える」ことだと思います。これまでは、基礎力向上を重視するあまり、活用力向上のための練習まで手が回らなかった傾向があるように思います。町立学校では、本人の実態に即しながら、基礎力、活用力の両方の向上を目指す授業を展開させたい、と考えています。
 次に、「なぜ活用力が大切なのか?」ということを考えたいと思います。今子供達に問われているのは、「主体的に考える、意欲的に学ぶ」姿勢であり、力です。その力がやがて「困難な状況の下でたくましく生きる」力へと育っていくことは間違いありません。基礎・基本を絶えず繰り返すことは大切ですが、受け身な学習態度の側面は否定できません。活用力を同時に鍛えてこそ、主体的な学びが保障されるでしょう。
 そして、活用力の向上は、『思考力』『表現力』の向上と関連づけてこそ、より効果が期待できます。今、学校ではそのための活動をいかにして授業の中に取り入れるか、を研究していますし、ディスカッションや体験学習、更には昨今話題になっているアクティブラーニング(能動的な課題解決型授業)等も今後研究していきたいと思います。  

 双葉町教育長 半谷 淳
教育長メッセージ03イラスト