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学校再開に向けて(その06)町教育ビジョンの具体策_教育長メッセージ(2014年1月14日)

学校再開に向けて(その06)町教育ビジョンの具体策_教育長メッセージ(2014年1月14日)
(2014年1月14日更新)
 町立幼稚園、小・中学校の入園、入学説明会を平成26年1月30日(木) 15時より、双葉町役場いわき事務所で実施します。お子様の入園、入学の意思のある保護者の皆様はもちろんですが、関心のある保護者の皆様にも是非ご出席頂きたいと思います。お問い合わせは教育総務課(TEL:0246-84-5210)まで。新年を迎え、町立学校入学に関しての相談が数件寄せられています。なお、児童・生徒数は現在9名(幼3名、小4名、中2名)です。

 少人数教育について (「小規模校の様々な利点を生かす!」)

 本年4月に再開を予定している、町立学校は少人数でのスタートになります。震災後3年振りの再開で、ほとんどの子どもたちがそれぞれの避難先で落ち着いた学校生活を送っている現状で、町立学校入学希望者はかなり少なくなることは予想できたことです。今後、町立学校の良さ、特色を様々な点でアピールしていくことで、少しずつ入学者を増やしていくよう、考えています。
 とはいえ、小規模校での少人数教育は果たしてどのようなものになるのかについて、具体的にその可能性を示したいと思います。自分は昨年3月に公立中学校を退職するまで、36年間10数校の中学校で教職を経験しました。結論として言えることは、学校は小規模校の方が多くのメリット(利点)がある、ということです。例えば、児童・生徒一人一人に寄り添った教育が可能になり、教師と児童・生徒との関係が親密になります。また、個別指導が充実し、マンツーマン更には子ども一人に対して複数の教師での指導(ティームティーチング)が可能になり、学力向上が十分に期待できます。「百ます計算や基礎学力向上メソッド等」で有名な陰山英男先生も、かつて兵庫県の小規模校の児童達への指導により大きな成果をあげたことは、ご承知の通りです。自分もかつて複数の小規模校で、個別指導の工夫により学力向上が図られた生徒達を多く見てきました。
 小規模校で経験してきたことは、学力向上だけではありません。子ども同士、子どもと教師の好ましい人間関係が常に可能になり、結果として、不登校傾向が改善され、いじめのない学校も可能になる、ということです。地域や保護者の方々の協力も常に得られます。学校行事や子ども達の活動が盛り上がらないのでは、という心配がありますが、幼、小、中の子ども達、教師の縦の関係を考えた、つまり、年齢や学校を超えた一体感のある行事や活動を工夫することで、十分に楽しく、成就感の得られる行事や活動が実現できます。同時に、教師が様々な工 夫をすることで、教師の指導力の向上も期待できます。少子化時代における少人数教育の在り方はすべての学校が取り組むべき課題でもあり、町立学校では、4月の再開時より全力で取り組んでいきたいと考えています。

 双葉町教育長 半谷 淳
教育長メッセージ06