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学校教育の充実を目指して(その01)_教育長メッセージ(2014年4月11日)

学校教育の充実を目指して(その01)_教育長メッセージ(2014年4月11日)
(2014年4月11日更新)
 毎年、全国の小中学生対象に卒業・入学記念品を贈呈していましたが、今年度は準備がやや遅れてご心配おかけしています。4月11日頃に発送しますので、しばらくお待ちください。
 4月7日に、震災後4年振りで町立幼稚園、双葉北小学校、双葉南小学校、双葉中学校の開校式、入園・入学式を行いました。現在の子どもの数は幼(1)小(4)中(6)の計11名です。5月から幼1、小1増える予定です。3歳児の入園については、2学期から受け入れる方向で検討中です。

 「ふるさと創造学」について(地域について学ぶ、地域の教育力を生かす!)

 町立学校がようやく開校し、今後は授業を中心に教育活動を早く軌道に乗せるよう努力していきたいと考えています。同時に、双葉町の歴史、文化、教育の担い手となる子ども達を町立学校で一人でも多く育てていくことが、大きな課題であります。そのために、教育委員会としてあらゆる努力をしていかなくては、と気を引き締めています。
 さて、授業がスタートしたわけですが、今年度は双葉郡のすべての小中学校での共通の取り組みとして、「総合的な学習の時間」に「ふるさと創造学」を取り入れることになりました。これは、「震災後の双葉郡の復興、再生」「復興、再生を担い、世界で貢献できる人材育成」を大きなねらいとしています。昨年7月に郡の教育長会が中心となり、文科省、復興庁、県教委、福島大学等の協力を得てまとめあげた、「福島県双葉郡教育復興ビジョン」の中に位置づけられているものです。
 本町の小中学校でも、この方針を受けて、今年度の教育計画の中に、「ふるさとについて学ぶ」、「ふるさとの伝統文化を体験する」活動を位置づけています。前回のメッセージで述べたように、地域の教育力を生かして、地域と関わり、そして地域の再生について子ども達自らが考えられるよう、授業を充実させていきたいと考えています。2学期には、郡内各校の子ども達の代表が一同に集い、各校の取り組みの成果を発表する機会があります。
 ふるさとの復興を子ども達が担うこと、そして双葉郡から全国や世界で貢献できる人材を育成することは、震災後の今の困難な状況下で、双葉郡の未来を、子ども達の未来を考える際のキーワードであることは誰しもが理解できることであると思います。果たして、実際にどのような形で実現できるであろうか、という疑問も出てくるだろうと思います。目標達成への道筋は、前述の「福島県双葉郡教育復興ビジョン」の中に、こと細かに述べられています。
 今年度の計画として、「ふるさと創造学」の取り組み、子ども達の成果の発表、教員対象の研修会そして、このビジョンの中核に据えられている「中高一貫教育の推進」を目標とする「中高一貫校の設立」があります。既に高校については、広野町に平成27年度開校の予定で準備が進んでいます。この新設高校でも「ふるさと創造学」の取り組みを進める方向で話し合いがなされています。ビジョンの実現、双葉郡の子ども達の夢の実現を目指して、一歩一歩進んでいきたい、と考えています。

 双葉町教育長 半谷 淳