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学校教育の充実を目指して(その06)_教育長メッセージ(2014年8月13日)

学校教育の充実を目指して(その06)_教育長メッセージ(2014年8月13日)
(2014年8月13日更新)
 双葉町の子ども達の交流のイベント、「集まれ!ふたばっ子2014」が、8月2日(土)いわき市スパリゾートハワイアンズで開催され、全国から小中高校生と保護者合わせて169名が参加しました。せんだん太鼓演奏始め、フラガールとの交流、双葉町出身の歌手「えりのあ」さんのライブ、そしてお笑い芸人「みちのくボンガーズ」のパフォーマンス等、盛りだくさんのメニューで参加者も十分にイベントを楽しみ、また、互いの絆も深まったように思います。
 11月16日(日)に予定されている、市町村対抗県駅伝競走大会の高校生男子区間を走る選手の募集をしています。双葉町のために是非、参加をお願いしたいと思います。

 ▲フラガールとの交流

 ▲歌手「えりのあ」さんのライブ

 ▲「みちのくボンガーズ」との交流

 ▲最優秀賞受賞、野村花音ちゃんの図画

 1学期の成果(落ち着いた教育環境の下、着実な成果が!)

 今年4月に開校した町立幼小中学校での教育活動が順調に進み、1学期を無事終えました。東邦銀行の旧事務所を借り、限られたスペースを工夫しての教室、職員室等の配置、グラウンドや体育館、プールをいわき市や民間企業にお願いしながらの授業等、様々な不自由がありながらも、先生方の努力、双葉町民、いわき市民の皆さんの協力で、予想以上の成果が得られたように思います。成果を一つ一つ確認し、町の復興の展望へとつなげていきたいと考えます。
 まず、第一に幼小中学校が同じ建物の中で、子ども達、教職員が互いに協力し、好ましい雰囲気の醸成に努力したこと、そして学校行事や授業、給食等で子ども達、教職員の交流が見られたことが成果として挙げられます。また、教室や職員室等、限られたスペースを実に巧みに活用していたと思います。今後の幼小中教育一体化の推進にむけて、第一歩を踏み出せたのではないか、と評価しています。
 第二に、子ども達が毎日学校生活を楽しんでいたことが挙げられます。幼小中学校の子ども達全員が毎日スクールバスで元気に登校し、授業や学校行事等に意欲的に取り組み、対人関係も好ましく、常に明るい笑顔が溢れていました。長期間の避難生活で何度も転校を経験し対人関係その他で悩みを抱えていた子ども達が、町立学校への入学を機に毎日元気に登校できたことも、大きな成果であろうと思います。
 第三に、子ども達が様々な行事、大会等へ意欲的に参加し、好成績を収めたことです。まず、中学生3名が相双中体連陸上競技大会へ参加し、それぞれ自己記録にせまる好成績を収めました。次は小学生です。いわき市内の小学6年生の陸上大会に招待され、100m走に出場し、見事1位に輝きました。全体でもかなり上位に食い込みました。そして幼稚園児も活躍しました。県の歯科医師会主催の図画コンクールで見事最優秀賞に輝き、全国コンクールへの出品を決めました。
 第四に、授業や学校行事等が充実していたことです。町立学校の特色である、少人数教育が工夫され、どの教科でも一人一人を大切にする授業が展開されました。総合的な学習の時間でも、近くの仮設住宅で生活する双葉町民へのボランティア活動、交流活動、インタビュー等を通じて双葉町への理解を深めました。学校行事においても、ブリティッシュヒルズでの体験学習や千葉大学での植物に関する学習等、子ども達の意欲的な学習態度が見られました。体育の授業や保護者懇談会等では、近くの施設を借りて実施し、教育課程を計画的に実施することができました。近くの幼稚園との交流活動も見られ、教職員の工夫、努力の成果が多々見られたように思います。そして、子どもの数も4人増え、現在15人になりました。
 夏休み終了後2学期からは、新校舎で授業が開始されます。今までよりも施設、設備の充実した環境の下、更に成果を挙げられるよう、教育委員会、教職員、町当局が一体となり、努力していきたい、と考えています。町民の皆様には、是非、新校舎の見学に足を運んで頂ければと思います。

 双葉町教育長 半谷 淳