本文にジャンプします
メニューにジャンプします

学校教育の充実を目指して(その18)_教育長メッセージ(2015年9月1日)

学校教育の充実を目指して(その18)_教育長メッセージ(2015年9月1日)
(2015年9月1日更新)
 2学期から幼稚園児(4才)が1名、小学生が2名(5年生)増え、全体で21名になります。内訳は幼稚園2名、小学校9名、中学校10名です。昨年4月より11名増えました。本町の教育の良さが保護者、地域住民に少しずつ理解され始めているように思います。他にも入学の希望や相談が数件きています。
 7月に実施しました双葉中学校の英語の授業公開も多くの参加者の下、授業のレベルの高さ、生徒の意欲の高さに多くの賛辞が寄せられました。今後も英語、数学(算数)を始めとする少人数教育の充実、幼小中教育の一体化等、特色ある教育を推進していきたいと思います。お子様の町立学校への入学、教育の相談については、ぜひ教育総務課へ。不登校傾向や発達障害等、様々な問題に全力で対処していきます。
 ※担当、阿部指導主事 TEL:0246-84-5210

 芸能、芸術、プロフェッショナルの力!!

 双葉町の伝統芸能
 正月恒例のダルマ市で毎年披露される、新山の神楽、標葉せんだん太鼓そして前沢女宝財踊り。双葉町の伝統芸能の素晴らしさに感動し、高揚した気持ちで新年を迎えられることに感謝し、同時にこれらの伝統芸能がいつまでも続くことを願う気持ちは、多くの町民が抱く共通の思いではないでしょうか。
 他にも本町の伝統芸能として、山田のじゃんがら念仏踊りがあります。昨年、いわき市アリオスで「じゃんがらフォーラム」があり、そこで本町の山田のじゃんがら念仏踊りが披露されました。初めて見る本町の伝統芸能で、しかもいわき市の他のじゃんがら念仏踊りとは異なる、独特のリズム、パフォーマンスに驚き、感嘆しました。ぜひ、多くの町民の皆さんに見てもらいたいという思いで、8月の「集まれふたばっ子!2015」でも披露してもらいました。「初めて見た」「実に面白い」等に感想が寄せられました。
 また、「相馬流山踊り有志の会」も結成され、様々なイベントで伝統の踊りを披露しています。本町の伝統芸能の素晴らしさを改めて認識させられると同時に、これらの伝統芸能の継承の必要性、重要性を強く感じます。町立学校の開校に伴い、後継者育成の課題も浮かんできています。

 音楽、芸術、文学に触れる
 音楽や美術等においても、多くの町民の方々の活躍が見られます。いつも美しい歌声、演奏で町民や地域住民を魅了するコーラスふたば、JAスマイル大正琴の皆さん、そして風雅な筝演奏を披露している大学生の大川義秋さん。音楽の素晴らしさを心底堪能しているのは自分だけではないと思います。
 他にも写真、絵画、書、篆刻、俳句や短歌等、様々な分野で実に多くの町民の皆さんの音楽、美術、文学を愛する心と熱意が表現され、それらを鑑賞する町民の心を豊かにし、そして町民同士の絆の維持を深めていると思います。さらには、町民の皆さんの生きがいの追求でもあるように思います。

 プロフェッショナルの精神
 音楽家やアスリートの持つ使命感、奉仕の心についても考えさせられました。被災者を癒したいという思いで、わざわざドイツから駆け付け演奏会をプレゼントしてくれたプロの音楽家達、子ども達のためにと、町立学校に自分の所有するグランドピアノを寄付したプロの声楽家。そして、オリンピック陸上競技に出場した為末大氏や自転車競技に出場した本町出身の渡邉一成氏、そしてサッカーの日本代表川島永嗣氏も町立学校を訪れ、それぞれの経験談を通じて子ども達を激励してくれました。子ども達にとって、プロフェッショナルの精神に触れた歓びは何にも代えがたい財産であり、「生きる力」も高めてくれるはずです。
 芸能、芸術の持つ価値、力、プロフェッショナルの素晴らしさを様々な場面で感じることができます。また、震災後の町民の皆さんの心の復興にもつながるものではないか、と期待しています。
 
 双葉町教育長 半谷 淳

▲コーラスふたばの皆さん

▲山田のじゃんがら念仏踊り