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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2023年5月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2023年5月1日)
(2023年5月1日更新)
夢と希望のある「学び」へ

 町立学校では、4月6日に幼稚園の入園式及び小・中学校の合同入学式、始業式を終え、無事第1学期がスタートしました。今年度の在籍数は40名で、協力し合いながら楽しく学校生活が送れるよう取り組んでおります。そして、県内外多くの双葉町の幼児、児童・生徒の皆さんも、それぞれの就学先で夢と希望に胸を膨らませ、新年度の学校生活を送っていることと思います。今年度の双葉町就学対象者数を述べますと、幼児(3歳から5歳)は85名、小学生は214名、中学生は124名で合計423名の皆さんが自己実現に向けて取り組んでおります。どうか保護者の皆さまや家族の皆さまから温かい励ましの言葉をかけて欲しいと思います。必ずや目標に向かって頑張りぬく、たくましい行動力・実践力につながると思います。 

 また、社会教育及び生涯学習に係る各自治会や婦人学級におきましても、新年度の組織並びに年間計画を策定され、心一つに活動がスタートいたしました。感染症対策も若干、緩和され安全・安心を第一に感染予防対策と行事内容や活動方法を工夫しながら策定した計画だと思いますので、発表会や活動が充実したものとなるよう、教育委員会としましても、陰に陽にサポートしてまいりたいと思います。今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

双葉町立学校(幼・小・中)教職員への講話
 新年度がスタートした4月6日、双葉町立学校仮設校舎の体育館において、幼・小・中の教職員へ、『教育長講話』を行いました。東日本大震災並びに東京電力福島第一原子力発電所の事故から丸12年が経過したことを踏まえて「双葉町の現状と町立学校の役割」について、次の視点でお話をしました。
1. 双葉町の現状

 (1) 令和4年8月30日、特定復興再生拠点区域全域(555ha)の避難指示解除

 (2) 役場新庁舎において9月5日より、行政サービスがスタート

 (3) 駅西復興住宅及び自宅へ帰町する町民の移動開始

 (4) 双葉町診療所が開設(令和5年2月)

 (5) 学校教育ニーズについては、現状では区域外就学で対応(なみえ創生小・中学校)

2. 町立学校の役割

 (1) 平成26年度に学校再開して10年目 → 令和5年度幼小中40名でスタート

 (2) 児童・生徒理解の徹底        → 管理職を中心に全教職員で対応

 (3) 少人数指導の良さとデメリットの把握 → 共通理解を図り組織的な指導

 (4) 開かれた学校(内にも外にも)    → 幼小中の協力体制(報・連・相)

3. 福島県双葉郡教育復興ビジョンへの取組 ◇ ビジョン推進の3つの柱 ◇

 (1) 双葉郡ならではの魅力的な教育の推進による人材育成

 (2) 教育を中心とした双葉郡の絆づくり

 (3) 多様な主体との連携による教育と地域復興の相乗効果の創出

☆福島大学人間発達文化学類と双葉地区教育長会との包括協定締結による取り組み

 (1) 学習活動支援

 (2) 生涯学習に関する事

 (3) 教員の資質・能力の向上(今日的教育課題に関する事について)