(2023年8月1日更新)
夢と希望のある「学び」へ
連日のように猛暑日やゲリラ豪雨による被害のニュースが話題となっておりますが、皆様の地域の安全や体調管理は大丈夫でしょうか。
双葉町の園児、児童、生徒のみなさんも、夏休みに入って１０日あまりが過ぎました。計画的な家庭生活が送れているでしょうか。今年の夏は、新型コロナウイルス感染症も５類感染症へ移行され、多くのイベントや生活パターンが従来に戻りつつあります。
一方で、猛暑日が続き屋内ではクーラーをつけて閉め切ってしまうケースが多くなりますので、水分をこまめにとり、こまめに換気することで熱中症を予防してほしいと思います。また、大雨洪水被害、土砂災害など、天候による自然災害についても、お住まいの地域の「地域ハザードマップ」を再確認しながら防災意識の高まりをご家庭の中で築き上げ「命を守る行動」を一人一人が理解し取り組めるよう話し合っていただきたいと思います。
〇 福島大学大学院教職実践研究科教職高度化専攻（教職大学院）「福島の学校と教育課題Ⅰ・Ⅱ」（７月５日 双葉町役場１階会議室）
福島大学特任教授の天野和彦先生の受講生、現職派遣院生１５名、そして、学士課程卒業後進学院生８名、合計２３名の大学院生が、フィールドワークの一環として来町され「双葉郡教育復興におけるこれまでの取り組みと課題、そしてこれから」というテーマのもと、講演しました。たいへん熱心にフィールドワークをこなし、後日レポートが届きました。これからの教育、双葉町の新しい学校教育を検討する上で、院生の多方面からの考え、アイディアが貴重なヒントとなった機会でした。
〇 教育委員視察研修 (７月６日・７日 宮城県女川町、東松島市)
かねてより、東日本大震災からの被災地復興の様子と学校再開への取り組みについて、視察研修を検討しておりました。やっとタイムリーなこの時期に実施でき、たいへん有意義な視察研修となりました。以前にお知らせしましたように、５月に新しい学校設置検討委員会を発足し、第２回の協議会は８月下旬又は９月上旬に開催予定です。多くの観点から、学校を取り巻く地域全体の様子、震災の教訓を生かした校舎建築や教育カリキュラムなどたいへん参考になりました。