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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年5月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年5月1日)
(2022年5月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

 2022年(令和4年)、4月1日 双葉町教育委員会教育長三期目の辞令を伊澤町長より拝命しました。初心にかえり、双葉町の復興・創生に加えて、教育行政の充実に努めてまいる所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
 町立学校では、4月6日(水)に、幼稚園の入園式及び小・中学校の合同入学式、始業式を終え、無事第1学期がスタートしました。多くの双葉町の幼児、児童・生徒の皆さんも、それぞれの就学先で夢と希望に胸を膨らませ、新年度の学校生活を送っていることと思います。保護者の皆さま、そして家族の皆さまからの温かい励ましのお声がけにより子ども達の成長を見守って頂きたいと思います。 
 また、社会教育及び生涯学習に係る各自治会や婦人学級におきましても、新年度の組織並びに年間計画を策定され、心一つに活動がスタートいたしました。3年目となるコロナ禍に対応するため、安全・安心を第一に感染予防対策と行事内容の変更、また活動方法の工夫等をしながら策定した活動計画のもと、生涯学習・社会教育・学校教育に携わる人々が一体となって連携協力し、幼児期から義務教育、義務教育から生涯学習へと学びが連続的に繋がり充実するよう、教育委員会としましても、それぞれの場面でサポートしてまいりたいと思いますので、今後とも、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

 

町立学校(幼小中)の教職員への講話

 新年度がスタートした4月6日(水)、双葉町立学校仮設校舎において、幼・小・中の教職員を二班に分けて、『教育長講話』を行いました。東日本大震災並びに東京電力福島第一原子力発電所の事故から丸11年が経過したことを踏まえて「双葉町の現状と町立学校の役割」について、次の視点でお話をしました。

 

1. 双葉町の現状

(1) 現在も全町避難指示が継続している唯一の自治体

(2) 2022年6月以降、特定復興再生拠点区域全域の避難指示解除に向けて準備

〇 役場仮設庁舎を駅東に建設中 → 8月末以降、行政サービスをスタート(予定)

〇 帰町する町民の移動開始に向けた準備(医療関連、商業施設など)

〇 学校教育のニーズに対しては、区域外就学での対応

 

2. 町立学校の役割

(1) 平成26年度に学校再開して8年目  → 令和4年度幼小中42人でスタート

(2) 児童・生徒理解の徹底        → 管理職を中心に全教職員で対応

(3) 少人数指導の良さとデメリットの把握 → 共通理解を図り組織的な指導

(4) 開かれた学校(内にも外にも)    → 幼小中の協力体制(報・連・相)

 

3. 福島県双葉郡教育復興ビジョンへの取組  ◇ビジョン推進の3つの柱◇

(1) 双葉郡ならではの魅力的な教育の推進による人材育成

(2) 教育を中心とした双葉郡の絆づくり

(3) 多様な主体との連携による教育と地域復興の相乗効果の創出

☆福島大学人間発達文化学類と双葉地区教育長会(8町村)との協定書締結を予定!

 

(1) 学習活動支援

(2) 生涯学習に関する事

(3) 教員の資質・能力の向上(今日的教育課題に関することについて)