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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年7月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年7月1日)
(2022年7月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

  新型コロナウイルス感染症による影響の継続が2年と5ヶ月になりました。計画的なワクチン接種の進捗や治療薬の開発においても研究が進んでいる報道はされていますが、経済的背景とのバランスの取り方で、まだ予断を許さないのが現状だと思います。これからの季節で、熱中症が懸念され、最近の論点として、「マスクの着用」についてガイドラインが示されました。今までの段階的な感染拡大防止に関する衛生管理マニュアルと合わせながら、学校現場と情報を共有し感染拡大防止に努めながら安全・安心な生活が担保されるよう取り組んでまいります。
 町立学校では、1学期の学校行事において、昨年度までの経験と新たな工夫による感染症防止対策にしっかりと取り組みながら実施しております。例を挙げますと幼・小・中合同のふれあい集会や幼稚園、南・北小学校の運動会、中学校の修学旅行・学習旅行、そして小学校の春の遠足と年間計画どおりの実施ができております。対外的には、幼稚園の恒例行事である乗馬体験や小学校では3年振りとなる「いわき市小学校陸上大会」、中学校では、相双中体連陸上競技大会、相双中体連総合大会に参加できました。これもひとえに保護者の皆様のご協力と多くの関係者のご支援によって、子どもたちの多様な学びと思い出づくりが実現できたと思っております。この場を借りて御礼と感謝を申し上げます。
 また、婦人学級、自治会、芸術文化団体等におきましても活動計画の中で、学級委員長さんを中心に委員の皆さんと感染状況を把握しながら活動されていること、誠にありがとうございます。教育委員会としましても更なる支援をしてまいりたいと思います。

復興庁、文部科学省への要望活動

 昨年度まではコロナ禍により、オンラインによる要望活動や代表による少人数での実施でしたが、今年度は、感染状況を十分把握し国、県と調整しながら実現することができました。やはり、双葉地区教育長が全員で出向き現状と課題を説明することが、実効力のある要望活動になると思います。大沼博文福島県教育長、堀家健一福島県教育庁教育総務課長と双葉地区教育長会で訪問しました。
 要望内容のポイント(抜粋)としましては、
 ① 避難指示解除等に伴う小中学校の再開及び継続的支援 
 ② 双葉郡教育復興ビジョン推進協議会に対する継続的支援 
 ③ 福島イノベーション・コースト構想を担う「教育・人材育成」の充実 
 ④ 教育相談体制の充実 
 ⑤ 被災した文化財への支援

 そのほか意見交換ではそれぞれの現状を説明しました。