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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年8月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年8月1日)
(2022年8月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

  今年の東北南部の梅雨明けは、6月中に宣言が出され観測始まって以来の記録とのことで短い梅雨空でした。そして、今度は連日の猛暑日が続き、40度越えの地点も毎日のようにニュ―スの話題となっております。 双葉町の園児、児童、生徒たちのみなさん、夏休みに入って10日あまりが過ぎました。計画的な家庭生活が送れているでしょうか。行動計画に従って、一日一日を有意義に過ごすため努力することが大きな力となります。本来ならば、「長期休業だからできる体験活動や貴重な経験を積極的に!」というメッセージを送るのですが、昨年と同様に、新型コロナウイルス感染症防止対策のことしか、皆さんにお話できないのが残念です。新型コロナウイルス感染症(オミクロン株派生型)が主流で、感染者数も増加傾向で推移しており、予断を許さない状況です。猛暑日が続き、屋内ではクーラーをつけて、閉め切ってしまうケースが多くなります。水分をとりながら熱中症対策をしっかりすることと、人が多い部屋では、こまめに換気をすることが、感染リスクの低減化になると専門家は話しております。ぜひ、保護者の皆さまもこの夏休みを利用して、お子さんと感染症対策、熱中症対策について話し合う機会を持ち、予防に向けた意識を高めていただきたいと思います。また、大雨洪水被害、土砂災害など、天候による自然災害についても、住まわれている「地域ハザードマップ」を再確認しながら防災意識の高まりをご家庭の中で築き上げ、「命を守る行動」を一人一人が理解し、取り組めるよう話し合っていただきたいと思います。

黒部市議会 総務文教委員会による行政視察

 去る6月29日に、黒部市議会総務文教委員会の議員6名の皆さまによる、双葉町立小中学校の視察が行われました。黒部市とは、東日本大震災以降、応援の職員派遣を継続していただき、物心両面にわたりご支援を賜りました。限られた時間ではありましたが、小・中学生の授業参観と施設設備の視察、そして意見交換を行いました。

 ◇ 視察における説明項目 ◇

(1)町立学校における被災からの変遷及び概要について
(2)避難先の児童・生徒への支援体制について
(3)町立学校におけるICT教育について

 上記の3点については、教育長より概要を説明し、具体的な部分では朝田教育総務課長が説明しました。質疑応答では、議員の方々から「いじめ、不登校の現状」「コロナ禍における学びの保障」「教職員の確保」などの話題が出ました。次は、いわき事務所に移動し伊澤町長さんとの意見交換、そして、2日目は、双葉町内視察が行われました。タイトな日程でしたが、現状を把握いただくのには有意義な行政視察だったと思います。議員の皆さま、遠路お越しいただき、誠にありがとうございました。