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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2023年1月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2023年1月1日)
(2023年1月1日更新)

2023年 夢と希望のある「学び」へ

 明けましておめでとうございます。2023年(令和5年)、町民の皆さまにおかれましては、家族の健康と社会(世界)の平和を願いつつ、穏やかなお正月をお迎えしていることと推察申し上げます。昨年は、双葉町の歴史にとって新たな一歩を踏み出した記念となる1年で、役場新庁舎の開庁に伴い、ふるさとに戻っての行政がスタートいたしました。
 教育委員会としましても、町民の皆さまが夢と希望をもって活動され、生きがいのある素敵な生活(学び)となりますよう全力でサポートしてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、「新型コロナウィルス感染症(オミクロン株)」への対応についても、今までとは違う見解が議論されていますが、感染拡大防止は一人一人が意識して、基本対策を励行することが大切であります。ぜひ、ご家庭でもみんなで確認し合って感染予防対策に努めてほしいと思います。
 また、今年の「ダルマ市」は、震災後初めて町内に戻って開催いたします。さらには、芸術文化・伝統芸能保存団体の発表も双葉町で開催されます。多くの参加者で賑わいが戻って来ることを祈念いたします。

 

◎第49回 勿来地区総合芸能祭

 去る12月3日、富岡町学びの森を会場に、震災後、双葉郡内での開催は初めてとなりました。対面による発表とオンラインを併行し、みんながつながった時間でした。双葉町立学校の小学生、中学生の皆さんは、令和4年8月に町の一部が避難指示解除になったことから、翌月、避難先のいわき市から双葉町を訪れ、現在の町の復興状況を見学したり話を聞いたりしたことを、自分たちの目線でまとめ発表しました。東日本大震災を経験していない子どもたちやほとんど記憶の無い児童、生徒の皆さんですが、3.11の複合災害からの教訓と各地域の復興していく様子を学び、ふるさと創造を共有できることは大変意義深い機会であると思います。さらには、教職員の意識の高まりと防災教育・放射線教育の重要性を改めて確認できました。

 

◎英国表敬訪問事業について

 3年前に企画していた事業でしたが、世界中がコロナ禍の影響で実施出来ず、この度の計画に至りました。以下の要領で、進めてまいります。

(1)目的 
 双葉町立学校の英語指導助手(ALT)の2名の出身地であるイギリスのハル市とビバリー町への表敬訪問と、2名の家族への感謝の気持ちを伝えるとともに今後の友好都市さらには生徒交流事業に向けた事前調査

(2)期間 

 令和5年1月15日(日)~1月22日(日)5泊7日

(3)派遣予定者 

 町長、議長、教育長、教育委員、ALT2人 職員2人 計8人

(4)内容

 ALT出身地の自治体へ表敬訪問及び学校訪問など 

 東日本大震災前より、英語指導助手(ALT)として双葉町の子どもたちの教育に従事し、さらに、震災後も双葉町とともに避難し現在に至るまで、双葉町の子どもたちの指導に尽力していることは、大変素晴らしく感謝に堪えないことと捉えております。事前調査視察の結果については、まとめてご報告申し上げます。