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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年9月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年9月1日)
(2022年9月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

新たな双葉町の歩み

 8月27日、双葉町新庁舎開庁式が華々しく催されました。あの東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故後11年と5カ月以上も故郷を追われ自治体の絆であるコミュニティが分断された双葉町。そんな厳しい条件下での復興への取り組みは、先人が築き上げた双葉町の歴史を継承しつつも、未来に向けた新たな双葉町の創生を目標にやっとスタートラインに立った気持ちです。
 8月30日午前0時には、特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されました。自然への畏敬の念と放射能の脅威についての教訓を後世に伝えながら、エネルギー問題を正しく議論して行かなければならないと感じております。
 さて、今年の夏も日本列島は記録的な猛暑と、全国各地に「大雨特別警報」が発出され大きな被害が発生しました。加えて、新型コロナウイルス感染症(BA5)の第7波感染拡大は感染者数が増大し医療提供体制のひっ迫が心配されます。児童・生徒の皆さん、そして家族の皆さまも、感染防止対策の基本行動を励行して感染拡大を抑えていきましょう。
 町立学校では、8月25日より2学期がスタートして学校生活のリズムを取り戻しつつ、学習はもちろん今後計画されている学校行事を、感染防止対策を徹底しながら実施できるよう準備を進めているところです。9月には、初めてとなる取り組みですが、小学校・中学校共に校外学習として双葉町に行って、役場新庁舎や双葉町産業交流センター、東日本大震災・原子力災害伝承館等を見学する計画があります。いろいろ思うこと、考えることがあると思いますが、貴重な体験活動を通して「ふるさとを思う気持ち」や「自分自身の成長」が育成されるよう支援してまいりたいと思います。

 

令和4年度相馬野馬追の御神旗

 3年振りとなった相馬野馬追祭の通常開催。感染防止対策を万全に進め多くの観客が見守る中、標葉郷騎馬隊も勇猛果敢に進軍し神旗争奪戦では見事、御先乗矢口龍彦氏(浪江)が御神旗を奪取。「双葉町の新たなスタートに!」と縁起物である御神旗を寄贈いただきました。心温まる激励に感謝申し上げます。
 なお、新庁舎の教育委員会に掲額したいと思います。お越しの際は、どうぞご覧ください。

 

第7回双葉郡中高生交流会 FUTABA 1DAY SUMMER SCHOOL 

 8月4日、テーマ「落とし穴の埋め方 ~挑戦の準備~」として、SHOWROOM株式会社の社長前田裕二さんと、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんをゲストティーチャーとしてお迎えし、テーマに沿った対談、後半は生徒たちからの質問を受けながら対談できました。昨年度のテーマ「失敗したっていいじゃない」を受けて、より前向きな生き方を実体験や現代社会の構図から掘り下げ質疑応答。生徒たちは楽しく食い入る様に参加していました。『集団では、発表者より周囲のリアクションが重要!』『やる気は、動いてからでないと出ない!』等、生徒たちの心に響いたお話が聞けました。