7月29日から31日まで友好町である京都府京丹波町から畠中源一町長、松本和久教育長、中、高校生など17名が双葉町を訪れ、町立学校の生徒との交流や相馬野馬追祭の見学、東日本大震災・原子力災害伝承館や双葉中学校校舎見学など様々な交流活動が行われました。
開会式で伊澤町長は「この交流事業では学校の交流のみならず、東日本大震災・原子力災害伝承館の見学、双葉中学校の生徒と交流しながらの相馬野馬追祭の見学など、たくさんの行事が盛り込まれております。本事業が実り多き交流事業となりますことを祈念いたします」と述べました。
30日には、京丹波町の皆さんとともに南相馬市の沿道や雲雀ケ原祭場地において武者行列や神旗争奪戦を見学しました。




2023年7月29日
国の重要無形民俗文化財である「相馬野馬追」が7月29日から31日まで開催され370騎が出陣しました。
29日は浪江町において標葉郷騎馬隊出陣式が行われました。標葉郷騎馬会からは総勢50騎が出陣し、双葉町騎馬会からは、舘下明夫副執行委員長代理をはじめ、7騎の騎馬武者が出陣しました。
伊澤町長は、伊藤哲雄町議会議長とともに浪江町中央公園で行われた出陣式、騎馬武者行列に出席し、声援を送りました。



2023年7月29日
7月26日、双葉町は国立大学法人大阪大学と連携協定を締結しました。町と大阪大学は、地域づくりや研究、教育、産業振興の分野で協働し、地域社会の発展や研究活動の振興、人材育成、関係人口の創出などに取り組んでいきます。今回の協定に基づき、9月には学生や教職員など82人が町内の帰還困難区域内で土壌を採取したり、放射線を測定する研修や町民との交流も行う予定です。
伊澤町長は、「復興加速に向けて町に新たな風を吹き込んでくれるものと期待しております」と述べました。


2023年7月26日
7月26日、中野地区復興産業拠点にアパレルメーカーのフレックスジャパン(長野県千曲市:矢島隆生社長)の「ひなた工房双葉」が完成し、オープニングセレモニーが行われました。木造平屋建てのアトリエとショップの前で関係者によるテープカットが行われ、落成を祝いました。
伊澤町長は「ひなた工房双葉では、衣料品のリメーク及び再生、オーダーシャツの生産や思い出の再生と創出をテーマにものづくりを進めるとのことで、まさに双葉町は町を復興して再生することに取り組んでいるので、そのような企業に来ていただいたことによって再生に向かって、共に歩むことができるのではないかと期待しています」と述べました。


2023年7月26日
国の原子力損害賠償紛争審査会の内田貴会長ほか委員9名による双葉町内の現地視察が7月24日に行われ、震災から手付かずままの特定復興再生拠点外である鴻草地区などを視察されました。文部科学省、福島県職員も同行しました。
視察終了後には、双葉町役場で意見交換会を行い、伊澤町長と伊藤町議会議長が、①帰還困難区域の日常生活阻害慰謝料の期間の見直し、②被害者との意見交換の実施、③中間指針第5次追補等を踏まえた追加賠償に関する丁寧かつ迅速な対応、④原子力損害賠償紛争解決センター和解事例の指針へ確実に反映させることについて要望書を内田会長に手渡しました。


2023年7月24日