2月27日、双葉町と東京農業大学は、震災と原子力災害からの農業の復興や交流人口の拡大に取り組むことを目的とした包括連携協定を締結しました。
伊澤町長は「東京農業大学は協定締結以前の2023年から学生が町内で農業の体験や町民との交流に取り組まれました。こうした若い皆さまの視点や発想が新たな可能性をもたらすことを期待しています」と述べ、江口文陽学長と協定書に署名を行いました。


2025年2月27日
2月26日、復興庁が設置する復興推進委員会・総括ワーキンググループの今村文彦委員長(東北大学災害科学国際研究所教授)をはじめ8人の委員・構成員の皆さんが、双葉町内の石熊地区の除染土壌の仮置場と鴻草地区を視察されました。伊澤町長は、避難指示解除の時期によって地域の復興状況が大きく異なることを説明し、雇用創出や町内居住を可能とする住宅確保の重要性を委員の皆さんにご理解いただきました。
復興推進委員会・総括ワーキンググループは東日本大震災からこれまでに実施された復興事業を調査・審議し、第2期復興・生期間以降の復興施策の検討に向けた総括を行います

2025年2月26日
2月19日、伊澤町長は舘下教育長、山本教育長職務代理者、アンソニー・バラードとともに、アンソニーの出身地であるキングストン・アポン・ハル市を表敬訪問し、友好都市締結を願う親書を手渡しました。マーク・コリンソン市長は、歓迎の昼食会を設け友好都市締結に前向きな姿勢を示し、将来双葉町を訪問したいと話しました。
その後、フィリップ・ジェリーマンとともに、フィリップの出身地であるビバリー町の学校を統括する行政機関(イーストライディングカウンシル)を訪問し、代表のヴィクトリア・エイトケン評議員などの職員とともに双葉町とビバリー町の生徒同士の交流について協議しました。
夕方から双葉町とビバリー町の「友好都市締結に向けた覚書」締結が行われました。ビバリー町のアリソン・ヒーリー副町長と伊澤町長が記念品を交換し、覚書に署名を行いました。会場には、双葉中の生徒5人、アンソニー先生、フィリップ先生のほか、ビバリー町議会関係者やフィリップ先生の家族などが集まり、1年ぶりの再会を喜びました。アリソン・ヒーリー副町長は「双葉町との絆を確認し、1年ぶりに再会できたこと、友情に感謝しています」と話しました。




2025年2月19日
2月18日、伊澤町長は在英国日本国大使館を訪問し、鈴木浩駐英大使と面会しました。一昨年から継続して行っている英国訪問の目的、双葉町ALTの出身地である英国キングストン・アポン・ハル市及びビバリー町との友好都市締結に対する思いを説明し、理解を示していただきました。

2025年2月18日
2月17日、伊澤町長はオックスフォード大学プラヴァトニク公共政策大学院において「双葉町の復興の現状と課題」と題し講演を行いました。講演は経済産業省からオックスフォード大学へ留学している学生によって企画されたもので、日本や世界各国からの留学生を含む約50人の学生と教員が聴講しました。聴講者は東日本大震災や原発事故の被災状況、その後の状況等について事前に学習会を行い、当日の講演を聴講しました。講演終了後には、前例のない困難に直面した際のリーダーとしての心構えや全町避難という状況下での町民との合意形成の方法など多くの質問が寄せられ、ひとつひとつ丁寧に答えました。
また、講演に先立ち、伊澤町長は双葉中学校生徒を含む派遣団とともに、オックスフォード大学内のクライストチャーチ(英国の首相を多く輩出している名門のカレッジ)で、歴史ある建造物、図書館や博物館などを見学しました。


2025年2月17日