5月31日から6月15日に開催された、国による中間貯蔵施設住民説明会で出された意見、質問を踏まえ、7月28日と8月8日に、石原環境大臣と根本復興大臣から国の考え方が次のとおり示されました。
1. 法制化等については、法案の骨格部分の内容を確定させ、国会の状況を踏まえ速やかに法案を閣議決定し、国会に提出すること。また、国と県・町との間で中間貯蔵施設の整備・稼働に係る協定を締結する考えであること。
2. 用地の取扱い等については、地権者の意向を踏まえ、買取りに加えて地上権も選択肢とし、両者から選べるようにすること、さらに、住民票の取扱いについては、転居希望先が帰還困難区域等に指定されている間は、現在の住民票はそのままにしておけるものとすること。
3. 町の将来像については、双葉町、大熊町の住民の不安感を可能な限り払拭するため、復興庁として両町の復興に向けた基本的な考えを作成し、町とともに復興の具体化を進めていくこと。
4. 生活再建策・地域振興策については、国として、総額3,010億円の新規かつ追加的な財政措置を講じること。
2014年8月8日
伊澤町長が国土交通省を訪れ、常磐自動車道復興インターチェンジの設置と国道6号線の4車線化・国道288号線の拡幅及び高速道路無料措置の延長について、渡辺大熊町長とともに、国土交通省・深澤道路局長へ要望いたしました。
2014年8月5日
いわき市スパリゾートハワイアンズにおいて、将来の双葉町を担う子どもたちが、様々なふれあいの活動を通して心の交流を図り、双葉町の子どもとしての意識や自覚を持たせ、絆の維持に努めることを目的として、「集まれ!ふたばっ子2014」が開催され、伊澤町長は「双葉町をいつまでも愛し続けられるよう、生きがいのあるまちづくりに取り組んでいきたい」とあいさつしました。

2014年8月2日
常磐自動車道・東北中央自動車道・東北横断自動車道いわき新潟線の建設促進合同大会が、ホテルグランドアーク半蔵門(東京都)で行われました。その後伊澤町長は、佐藤県知事とともに、東日本高速道路(株)廣瀬代表取締役社長と太田国土交通大臣を訪れ、常磐自動車道の早期全線開通などを要望しました。特に伊澤町長からは、原子力被災者に対する高速道路利用料の無料化措置の延長を要望し、理解を求めました。

東日本高速道路(株)へ要望 太田国土交通大臣へ要望
2014年7月28日
根本復興大臣がいわき市を訪れ、双葉町立学校の仮設校舎の建設現場といわき市勿来町酒井地区の復興公営住宅の予定地を視察し、伊澤町長が双葉町の復興への取組み状況について説明しました。


双葉町立学校仮設校舎の建設現場を視察 復興公営住宅予定地を視察
2014年7月26日