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双葉町特定復興再生拠点区域の避難指示解除の合意について

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

双葉町特定復興再生拠点区域の避難指示解除の合意について
(2022年7月14日更新)

 本日、「双葉町の特定復興再生拠点区域を令和4年8月30日午前0時に解除する」ということに、政府の原子力災害現地対策本部、及び福島県と合意させていただきましたことを、ご報告させていただきます。

 本年5月12日から6月4日にかけて、特定復興再生拠点区域の避難指示解除に向けての住民説明会を県内外11か所の会場で開催し、そこで、町としての避難指示解除の考えを、町民の皆さまにご説明させていただき、ご意見ご要望等いただいたところです。

 今回の住民説明会を通じ、町民の皆さまから、多くのご質問、ご要望などいただきましたが、特定復興再生拠点区の域避難指示解除については概ねご理解を得られたものと考えております。町民の代表であります町議会に、6月7日に町議会議員全員協議会の場でご説明をさせていただき、6月16日に了承を得られたところであります。

 今回の特定復興再生拠点区域の避難指示の解除は、双葉町の復興への大きな一歩となります。

 双葉町内に完成した新庁舎での業務が9月5日から開始され、特定復興再生拠点区域、そして既に避難指示が解除されている区域での町民の皆さまの帰還環境の整備をさらに進めてまいります。

 一方で、次のステップである特定復興再生拠点区域外の帰還困難区域の避難指示解除につきましては、昨年8月に、今後の進め方について、国からその方針を示されました。

 町としましては帰還困難区域全域の除染等を求めています。まずは帰還意向のある住民の方々が帰還できるように取り組むとの政府の考えであり、一歩前進であると受け止めていますが、具体的な取組はまだ不透明です。

 そのため、町としましては、本町が抱える帰還困難区域全域の避難指示解除、町民帰還が早期に実現し、ふるさと双葉町を一日でも早く取り戻すことができるよう、特定復興再生拠点外における取組の具体化を強く要望してまいります。

 町民の皆さまにおかれましては、今回の判断を何とぞご理解いただき、双葉町の復興に向け、引き続きご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

令和4年7月14日
双葉町長 伊澤 史朗