7月26日、双葉町は国立大学法人大阪大学と連携協定を締結しました。町と大阪大学は、地域づくりや研究、教育、産業振興の分野で協働し、地域社会の発展や研究活動の振興、人材育成、関係人口の創出などに取り組んでいきます。今回の協定に基づき、9月には学生や教職員など82人が町内の帰還困難区域内で土壌を採取したり、放射線を測定する研修や町民との交流も行う予定です。
伊澤町長は、「復興加速に向けて町に新たな風を吹き込んでくれるものと期待しております」と述べました。


2023年7月26日
7月26日、中野地区復興産業拠点にアパレルメーカーのフレックスジャパン(長野県千曲市:矢島隆生社長)の「ひなた工房双葉」が完成し、オープニングセレモニーが行われました。木造平屋建てのアトリエとショップの前で関係者によるテープカットが行われ、落成を祝いました。
伊澤町長は「ひなた工房双葉では、衣料品のリメーク及び再生、オーダーシャツの生産や思い出の再生と創出をテーマにものづくりを進めるとのことで、まさに双葉町は町を復興して再生することに取り組んでいるので、そのような企業に来ていただいたことによって再生に向かって、共に歩むことができるのではないかと期待しています」と述べました。


2023年7月26日
国の原子力損害賠償紛争審査会の内田貴会長ほか委員9名による双葉町内の現地視察が7月24日に行われ、震災から手付かずままの特定復興再生拠点外である鴻草地区などを視察されました。文部科学省、福島県職員も同行しました。
視察終了後には、双葉町役場で意見交換会を行い、伊澤町長と伊藤町議会議長が、①帰還困難区域の日常生活阻害慰謝料の期間の見直し、②被害者との意見交換の実施、③中間指針第5次追補等を踏まえた追加賠償に関する丁寧かつ迅速な対応、④原子力損害賠償紛争解決センター和解事例の指針へ確実に反映させることについて要望書を内田会長に手渡しました。


2023年7月24日
北海道の南西部にあり、函館と小樽を結ぶ海岸線のほぼ中央に位置する人口約3,000人の町である寿都町の片岡春雄町長が双葉町役場を訪問され、伊澤町長と懇談を行いました。
伊澤町長は東日本大震災と原発事故からの町の復興・再生について片岡町長に説明し、意見交換を行いました。

2023年7月18日
7月12日、内堀雅雄知事が、伊澤町長の案内で帰還困難区域内の先行除染が予定されている三字地区の農地や道路の状況を視察されました。
内堀知事は、特定帰還居住区域の除染範囲について、地域の実態に応じた対応を政府などに求める考えを示されました。
視察終了後には、役場庁舎にて意見交換を行いました。


2023年7月12日