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国史跡・清戸迫横穴墓について

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

国史跡・清戸迫横穴墓について
(2026年10月30日更新)

  

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古代人の祈りが込められた鎮魂の場

 清戸迫横穴墓群は主に6世紀から7世紀にかけて造られた古墳時代のお墓です。「横穴」の名称が示すとおり、山肌を削って造られた300基以上にもおよぶ横穴がこれまでの調査で発見されています。また、山中には複数の古墳が確認されていますが、これらが横穴と関係があるものなのかは解明されていません。
 横穴のうち76号横穴には彩色壁画があり(装飾古墳)、この壁画を含む周辺の一定範囲が国の史跡として指定されています。また、令和6年には76号横穴から遠くない位置にある83号横穴からも新たな彩色壁画が発見されました。一つの墓群から人物や器物が描かれた彩色壁画が2つ以上発見されるのは東日本においては初の確認事例であり、今後の調査が期待されます。

 

装飾古墳について

 日本の各地には「古墳」や「横穴」と呼ばれる3世紀~7世紀ごろにかけて造られた古代人のお墓が数多く残っています。そのうち、亡くなった人々が葬られた部屋(玄室)などに絵画や線刻画が描かれているものを「装飾古墳」と呼びます。装飾古墳は全国で800基以上が確認されており、福島県内では泉崎村、いわき市、双葉町、南相馬市などで発見されています。

 

清戸迫76号横穴墓の壁画

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【謎に満ちた巨大な渦巻き】

 清戸迫横穴墓群は戦前より多数の横穴が現存する遺跡として研究者には知られていましたが、76号横穴の装飾壁画が発見されたのは昭和42年のことでした。中心には大きな渦巻き、その右側には横穴の被葬者と思わしき人物、その周りにはシカなどの動物やそれを狩る人物などが描かれています。特徴的な中央に描かれた渦巻きについては、太陽を象徴的に描いたもの、冥界への入口を描いたものなどの説が唱えられています。

 

清戸迫83号横穴墓の壁画

 

   

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【四方に描かれた弔いの絵】

 83号横穴は76号横穴よりも北に位置します。内部は四角錐のような形(家型)になっており、その形状から76号横穴よりも古い時期に造られたと推測されます。何よりも一番の特徴は四方に壁画があることです。特に奥壁の絵はこれまで東北地方の彩色壁画には見られなかった舟や盾といった器物が描かれており、関東地方や九州地方の装飾古墳を造った人々との交流を想像させます。

 

76号・83号横穴の壁画の見学について

 東日本大震災以前までは定期的に76号横穴の一般公開を行っていましたが、現在は観察室の改修準備のため一般公開はしておりません。また、83号横穴については個人の敷地内にあることや横穴の保存のため、こちらも一般公開はしておりません。
 今後皆様にも壁画をご覧いただけるよう、横穴周辺の環境整備を進めていきます

 

関連リンク

・ 清戸迫にて新たに壁画が発見されました!
https://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/12548.htm

・『史跡清戸迫横穴保存活用計画』の策定について
https://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/12777.htm

・清戸廹横穴の動画について
https://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/11092.htm