震災から5年が過ぎ、町の状況が日に日に変わりつつある中で、震災後の町内の現状や失われつつある地域の歴史、文化、伝統を後世に伝えるために、双葉町ではアーカイブ事業(保存・記録)を進めているところです。
5月9日伊澤史朗町長は、平成23年から岩手県や宮城県の津波被災地等をレーザー測量やドローン、車載レーザーを使って撮影し、3次元デジタルアーカイブ事業を構築している東北大学学術資源研究公開センター東北大学総合学術博物館を視察しました。
MRシステムを使って、ヘッドマウンディスプレイを装着し、実際に震災後に撮影したマリーンハウスふたばの建物内外の映像を見ると、あたかもそこにいるかのように映し出される映像を体感しました。
双葉町でも3次元アーカイブを活用し、町立学校の校舎内の映像や町並みなどの映像を記録し、保存していく計画です。
2016年5月9日