(2025年10月7日更新)
どちらのワクチンも高齢者の発病防止や特に重症化予防に有効であることが確認されています。インフルエンザは流行前の12月上旬までに接種をうけておくと効果的です。 対象の方には、個別にご案内を送付しています。いずれも接種に関しては、効果や副反応について医師とよく相談してください。
対象者
双葉町に住民票がある方で
① 65歳以上の方(満65歳の誕生日が過ぎてから受けてください)
② 60歳~64歳で心臓や腎臓、呼吸器、免疫機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限されている方(身体障害者手帳1級程度)
接種期間
インフルエンザ :令和7年10月1日~令和8年1月31日
新型コロナウイルス:令和7年10月1日~令和8年3月31日
(この期間外の接種は費用が全額自費になりますのでご注意ください)
接種回数
それぞれ1回 (2回目の接種は自費になります)
接種費用
高齢者インフルエンザ:無料
高齢者新型コロナワクチン:4,500円
福島県内にお住まいの方
送付書類
・高齢者インフルエンザ予防接種予診票
・高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種予診票
・案内通知(接種済証付き)
接種方法
・同封の予診票を使用し、福島県内の医療機関で接種できます。
福島県外へ避難されている方
送付書類
・双葉町予防接種費用助成金交付申請書(インフルエンザ用とコロナワクチン用)
・案内通知(接種済証付き)
・返信用封筒1枚
接種方法
・避難先自治体の予防接種担当部署にお問い合わせのうえ、接種してください。
・自己負担が生じた場合は、その費用について双葉町で助成します。
↓
高齢者インフルエンザ:全額助成
新型コロナワクチン:自己負担額が4,500円を超えた場合は、超過分のみ助成
例)〇〇市の接種費用が6,000円だった→差額の1,500円を助成します
助成申請の手続き方法
次の書類をそろえて役場に送付してください。
①助成金交付申請書
②領収書の原本
③予診票や接種済証の写し
④初めての申請の場合は、振込先名義と口座番号がわかる写し
※個別のご案内がお手元に届かない場合は、担当までご連絡ください。
※医療機関により、予約の有無やワクチンの在庫状況が異なります
※インフルエンザワクチン・新型コロナワクチンは、強制ではありません。本人が希望して受けるものです。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。38度以上の発熱、頭痛や関節・筋肉痛など全身の症状が急に現れ、高齢の方や種々の慢性疾患を持つ方は肺炎を伴うなど重症化することがあります。
・インフルエンザワクチンの有効性
インフルエンザワクチンは、ウイルスの活性を失わせて、免疫をつくるのに必要な成分を取り出し、病原性をなくした「不活化ワクチン」です。
接種によってインフルエンザを発症することはありません。
接種を受けた高齢者は、死亡の危険が1/5に、入院の危険が約1/3から1/2にまで減少することが期待できるとされています。
・インフルエンザワクチンの副反応
比較的多くみられる副反応は、接種部分の発赤や腫れ、痛みなどで、通常は2~3日で治まります。一方で、まれに重い副反応の報告もありますので、気になる症状がある場合は医師に相談してください。
・予防接種を受けた後の注意事項
予防接種を受けた後30分間は医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
接種当日は普段通りの生活をしてかまいませんが、激しい運動や多量の飲酒は避けましょう。
新型コロナウイルス感染症とは
SARS-CoV-2というウイルスによって引き起こされる呼吸器疾患です。主な症状には、発熱、咳、息切れ、倦怠感などがあります。多くの人は軽症で回復しますが、高齢者や慢性疾患がある方はまれに重症化し、肺炎や呼吸困難を引き起こすことがあります。
ウイルスは感染者の咳、くしゃみ、会話等で排出される飛沫を吸入する飛沫感染又は更に細かな粒子として空気中に留まるエアロゾル感染、ウイルスが付着したものを触った手などから直接感染する接触感染があります。このことからも、予防には手洗い、アルコール消毒、マスク着用、室内の換気が有効です。
・新型コロナワクチンの有効性
新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認されたうえで薬事承認されており、感染した場合の重症化予防効果が認められたと報告されています。また、今年度の感染者で多く検出されているNB.1.8.1(ニンバス株)にも効果が期待されることが報告されています。
・新型コロナワクチンの副反応
接種後、体内でウイルスに対する免疫ができる過程で様々な症状(主に注射部の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、悪寒、下痢など)が表れることがあります。こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。接種後2日以上熱が続く、症状が重い、長引く等気になる場合はかかりつけ医など医療機関へ相談してください。
・予防接種を受けた後の注意事項
予防接種を受けた後15分間は医療機関で待機してください。接種当日は医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。入浴など普段通りの生活をしてかまいませんが、激しい運動や多量の飲酒は避けましょう。
・予防接種健康被害救済制度について
定期の予防接種による副反応のために、医療機関での治療が必要になったり生活に支障がでるような健康被害が生じた場合には、法律の定められた救済制度があります。制度の利用を申し込むときは、双葉町役場にご相談ください。(制度を利用するには一定の条件があります。)
詳細は、厚生労働省HPをご覧ください。