(2022年3月29日更新)
※更新情報:計画の目標年次及び期間を更新しました。(令和4年3月29日更新)
計画策定の趣旨
双葉町は東日本大震災及び東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により、避難を余儀なくされ、県内及び県外に全町民が避難しています。町の高齢化率も顕著で、避難後の健康状況を見ると、年々健診の結果も悪化傾向にあり、介護認定の伸び、医療費の増加も顕著です。そのような中、町民の皆さんが生涯、健康に暮らし、安心と豊かさを享受できる社会の実現を目指していくことが求められています。本来、健康な暮らしは個人の健康観に基づき、一人ひとりが主体的に取り組むことが基本ですが、個人の取り組みだけでは実現が難しい場合もあります。
そこで、健康な暮らしのビジョンを、みんなで共有し、共助、住民自身の自立的な力の発揮を基にした、健康増進を図ることが必要なため、以下の基本理念及び基本目標を掲げ、更なる「健康寿命の延伸」を最終的な目標とし、計画を策定いたしました。
- 基本理念「誰もが健やかに明るく暮らせる」
- 基本目標「町民一人一人が、居住している地域で、希望や生きがいをもって日々を過ごすための基盤となる健康を大切にできる」
本計画では、「生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」「次世代と高齢者の健康づくり」「生活習慣及び社会環境の改善」「放射線に対する健康管理の推進」を柱に施策を展開すると共に、食育推進計画を合わせて策定しています。
計画の位置付け
この計画は、本町の基本計画である「双葉町復興まちづくり計画」につながる、健康づくり分野での基本方針と位置づけます。
計画の期間と進行管理
この計画の目標年次は令和5年度とし、計画の期間は平成30年度から令和5年度までの6年間とします。