(2022年4月26日更新)
赤ちゃんがお母さんからもらった抵抗力(免疫)は、赤ちゃんの成長とともに自然に失われるため、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育とともに外出の機会や他の人と接触する機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解のもとで、感染症から子どもを守るために予防接種を受けましょう。
なお、接種の対象時期(対象年齢)が過ぎてしまうと費用が自己負担となりますので、ご注意ください。
目 次
受け方
受ける前の注意
接種方法(福島県内にお住まいの方)
接種方法(福島県外にお住いの方)
予防接種の種類(定期)
県内で出生を届出の際に、定期予防接種のすべての予診票を配布または郵送でお渡ししています。
(令和3年6月1日生まれ以降の方には二種混合(DT)を除くすべての定期予防接種の予診票に変更しています)
6年間使いますので、大切に保存してください。
予防接種は子どもの体調がよいときに受けるのが基本です。日頃からお子さんの体質や体調など健康状態に気を配り、いつもと様子が違う場合は接種の延期も考えましょう。
判断に迷うときはかかりつけ医(小児科)に相談しましょう。
当日は、予防接種予診票、母子健康手帳、健康保険証を忘れずにお持ちください。
接種方法
県内の予防接種実施医療機関で接種が受けられます。あらかじめ医療機関に連絡をしてください。
予診票を紛失してしまった等でお手元に無い場合には、健康福祉課健康づくり係へご連絡ください。
・県内で接種可能な医療機関一覧
原発避難者特例法により、避難先自治体で接種を受けることができます。
受け方や、接種方法、実施医療機関等は、避難先自治体のホームページや予防接種担当部署にご確認ください。
なお、町からの依頼書等が必要な場合は、双葉町役場健康福祉課健康づくり係へご連絡ください。
ワクチン |
種類 |
対象年齢 |
回数 |
標準的な接種時期 |
B型肝炎 |
不活化 |
生後1歳未満 |
3回 |
①生後2か月、②3か月、③7~8カ月
①‐②は27日(4週)以上、①‐③は139日(20週)以上あける
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ロタウイルス |
生 |
1価(ロタリックス)
出生6週0日~24週0日まで
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2回
|
初回接種は生後2か月から出生14週6日後までに接種
①‐②‐③ともに27日(4週)以上あける
※生後15週以降の初回接種は推奨されていない
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5価(ロタテック)
出生6週0日~32週0日まで
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3回 |
ヒブ
(インフルエンザ菌b型)
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不活化 |
生後2か月から生後60か月(5歳)未満 |
初回3回 |
生後2か月から①‐②‐③はそれぞれ27日~56日(4‐8週)の間隔をあけて3回接種 |
追加1回 |
初回の3回目を終了後7-13か月あける |
小児肺炎球菌 |
不活化 |
生後2か月から生後60か月(5歳)未満 |
初回3回 |
生後2か月から①‐②‐③はそれぞれ27日~56日(4‐8週)の間隔をあけて3回接種 |
追加1回 |
初回の3回目を終了後60日以上あけて、かつ生後1歳~1歳3か月で1回接種 |
四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ) |
不活化 |
生後3か月から90か月(7歳6か月)未満 |
第1期 初回3回 |
生後3か月から1歳までに、それぞれ20日-56日(3-8週)の間隔をあけて3回接種 |
第1期 追加 |
1期初回の3回目を終了してから12-18か月あける |
二種混合(ジフテリア・破傷風) |
不活化 |
11歳以上13歳未満 |
第2期
1回
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11歳に達した時から12歳に達するまでの期間 |
BCG(結核) |
生 |
生後1歳未満 |
1回 |
生後5-8か月未満 |
麻しん風しん混合(MR) |
生 |
生後12か月から生後24か月未満(1歳以上2歳未満) |
第1期 1回 |
1歳になったらできるだけ早期に1回 |
5歳以上7歳未満で就学前の者 |
第2期
1回
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小学校就学前の1年間(いわゆる年長児)のうちに1回 |
水痘 |
生 |
生後12か月から36か月までの者 |
2回 |
①生後1歳-1歳3か月までに1回
②1回目から6-12か月あけて1回
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日本脳炎
※注1
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不活化 |
生後6か月以上7歳6か月未満 |
第1期 初回2回 |
①・②3歳、
①‐②は6-28日(1-4週)あける
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第1期 追加1回 |
③4歳、
②から1年あける
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9歳以上13歳未満 |
第2期
1回
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④9歳(小学校4年生) |
HPV
(ヒトパピローマウイルス)
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不活化 |
小学6年生高校1年生相当の女子 |
3回 |
13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日まで
2価ワクチン:①-②間は1か月以上、①-③間は5か月以上、かつ②-③間は2か月半以上あける 4価ワクチン:①-②間は1か月以上、②-③間は3か月以上あける
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※注1
・平成17年(2005)年度から平成21(2009)年度にかけての接種の積極的勧奨の差し控えにより、日本脳炎の予防接種を受ける機会を逸した方(平成7(1995)年4月2日生まれから平成19(2007)年4月1日までの間に生まれた方)については、特例対象者として20歳未満に4回の定期接種が受けられます。
・平成19(2007)年4月2日生まれから平成21(2009)年10月1日までに生まれた方に対しては、9~13歳未満の間に、第1期3回の不足分を定期接種として受けられます。