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ヒトパピローマウイルス感染症予防接種について

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

ヒトパピローマウイルス感染症予防接種について
(2023年4月18日更新)

 令和4年4月から、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種の個別勧奨が再開されました。

 令和4年度については現中学2年生~高校2年生相当の女子の皆様を対象に、通知をしています。

 令和5年度は、現中学1年生の女子の方に発送予定です。

 また接種機会を逃した方(平成9年度から平成17年度生まれの女子)に対して、公平な接種機会を確保するため、「キャッチアップ接種」を実施中です。

 

ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(HPVワクチン)について

〇HPVワクチンは、HPVの感染を防ぐことで、子宮頸がんの罹患を予防します。

〇HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の50%~70%を占める2つのタイプ(HPV16型と18型)のウイルスの感染を防ぐ効果があります。

〇ワクチンで防げないHPV感染もあるため、20歳以上の方は、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

○令和5年4月からは2価、4価に加えて、9価HPVワクチンが追加されました。詳細はこちらをご確認ください。

 

子宮頸がんについて

〇日本では毎年1.1万人が罹患し、約2,900人が亡くなっています。

〇若い女性に多く発症し、40歳までの女性のがん死亡の第2位となっています。

〇ほとんどの子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染が原因です。

 

これまでの経緯について

 HPVワクチンは平成25年4月から予防接種法に基づく定期接種となりましたが、接種後にワクチンとの因果関係が否定できない持続的な痛み等の報告が続いたため、厚生労働省の審議会で「国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」とされました。

 令和3年11月、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。

 

接種対象者、接種方法など

 令和5年度のHPVワクチン接種の対象者(2価・4価・9価ワクチン)

・定期接種及びキャッチアップ接種対象者(平成9年度~平成21年度生まれの女子)

・令和5年度に中学1年生になる女子

対象年齢  小学校6年生~高校1年生相当の女子
※接種をお勧めする年齢(標準的な接種時期)は中学1年生 
ワクチンの種類  
ワクチン名  サーバリックス
(2価ワクチン) 
ガーダシル
(4価ワクチン) 

シルガード

(9価ワクチン)

説明

 子宮頸がんの主な原因となるHPV-16型と18型に対するワクチン 

 HPV-16型と18型に加え、尖圭コンジローマという病気の原因となる6型と11型に対するワクチン

子宮頸がんの原因の80~90%を占める7種類のHPVの感染を予防するワクチン
接種間隔と回数

初回接種の1か月後に2回目、6か月後に3回目(計3回)

初回接種の2か月後に2回目、6か月後に3回目(計3回)

初回接種の2か月後に2回目、6か月後に3回目(計3回)

 

※接種はいずれか一方のワクチンで、3回とも同じワクチンを接種してください。

※9価ワクチンは15歳になるまでの間に1回目の接種をした場合は、6ヵ月後に2回目(計2回)

 

接種できる期間

 平成9年度~平成19年度生まれの方は、令和7年3月31日まで

 平成20年度~22年度生まれの方は高校1年生の年度内まで

 

費用

・無料

 

接種に必要なもの

・予診票

・母子健康手帳

・健康保険証

 

医療機関

福島県内の医療機関(福島県医師会へリンク)

・県外の方は、それぞれの自治体にお問い合わせください。

 

副反応

 注射部位の疼痛(83~99%)、発赤(30~88%)、及び腫脹(25~79%)などの局所反応と、軽度の発熱(5~6%)、倦怠感などの全身反応がありますが、多くは一過性で回復をしています。


 予防接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあるので、注射後は介助で移動し、30分間は立ち上がらず座って様子をみてください。 接種後、1週間くらいは副反応の出現に注意しましょう。 接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診察を受けてください。

 

子宮がん検診について

 ワクチンで防げないHPV感染もあります。早期発見のため、20歳を過ぎたら子宮がん検診を定期的に受けましょう。

 

保護者の方へ

・これまでお子様の予防接種の実施に当たっては、保護者の方の同伴が必要となっていましたが、13歳以上(中学1年生~高校1年生(満16歳以上の者を除く))の方へのヒトパピローマウイルス感染症の予防接種については、事前に副反応や救済制度、接種に当たっての注意事項を理解し、予診票に署名をすることで、保護者が同伴しなくても予防接種を受けることができるようになりました。

「保護者が同伴しない場合の説明書及び予診票」は町のHPからダウンロードするか、または電話で請求してください。

接種する前に必ずお読みください!

・厚生労働省作成リーフレット「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)」

・厚生労働省作成リーフレット小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)

・厚生労働省作成リーフレット「平成9年度生まれ~平成18年度生まれ】までの女性へ大切なお知らせ」

 

・厚生労働省作成リーフレット「接種後の注意について」

リーフレット接種後の注意について

 

・さらに詳しく知りたい方はHPVワクチンQ&A(厚生労働省HP)もあわせてご覧ください。

お問合わせ先

双葉町健康福祉課健康づくり係 予防接種担当 

電話番号/0246-84-5200(代表)