(2016年8月1日更新)
夏真っ盛りとなり、いよいよリオデジャネイロオリンピックが8月5日から開幕いたします。
6月18日、いわき市植田町において、自転車競技日本代表として3度目のオリンピック出場が決定した渡邉一成選手の壮行会を後援会とともに開催いたしました。壮行会では、渡邉選手に町民の皆さまの手書きメッセージ入りの日章旗を手渡し、応援の映像や標葉せんだん太鼓保存会の皆さんによる力強い太鼓の演奏でエールを贈りました。渡邉選手は8月16日に行われる男子ケイリン競技に出場します。持てる力を十分に発揮し、素晴らしい走りができるよう祈りながらテレビの前で応援したいと思います。
渡邉選手と双葉南小学校、双葉中学校の同級生で、スパリゾートハワイアンズのダンスチーム「フラガール」のリーダーであるモアナ梨江（本名・大森梨江）さんが7月末のステージを最後に退団されました。梨江さんにはお忙しい中、避難所となっていた埼玉県加須市の旧騎西高校を2度もご訪問いただき、素晴らしいフラダンスをご披露いただきました。ご自身も避難生活を送る中、町民の皆さまのことを気遣い励ましていただきました。心から感謝と御礼を申し上げ、今後のご活躍をお祈りいたします。
6月22日には、内堀雅雄福島県知事に対しまして、震災と原発事故の記録と教訓を後世に伝える「アーカイブ拠点施設」を中野地区復興産業拠点に設置するよう要望書を提出いたしました。
6月24日には、いわき事務所において第1回の双葉町復興町民委員会を開催し、委員の方々に委嘱状を交付いたしました。委員の皆さまには町民の生活再建や帰還への課題、町内の復興拠点の整備などについてご議論いただき、年内をめどに復興まちづくり計画（第二次）を策定していきたいと考えております。
また、町の復興に向けて、先月号でお知らせしました町内拠点と国道6号、常磐自動車道の（仮称）双葉インターチェンジを結ぶ復興シンボル軸の事業説明会や町道山田郡山線道路改良事業説明会を国、福島県とともに開催し、関係者の方々にご説明いたしました。早期に整備が進められるよう皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
8月2日から8日まで、半谷淳教育長を団長に、希望された14人の中学生がニュ―ジーランドで海外研修を行います。外国の自然や文化、社会に触れながら国際感覚を培い、コミュニケーション能力を身に付ける有意義な研修となるよう期待しております。
暑さの厳しい時節です。熱中症など健康管理にはくれぐれもご注意されますようお願いいたします。
早いもので、今年もお盆の月に入りました。ご先祖様、亡くなられた方々に対しまして心からご冥福をお祈り申し上げます。
双葉町長 伊澤 史朗