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町長メッセージ_平成30年11月1日

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_平成30年11月1日
(2018年11月1日更新)
 日ごとに朝夕の冷え込みが増し、山々や街路樹が赤や黄色に色づき秋の深まりを感じる季節となりました。

 10月2日には安倍第4次改造内閣が発足し、双葉町の復興に関係が深い復興大臣、環境大臣が交代しました。世耕弘成経済産業大臣は引き続き職務に就かれることになり、復興が停滞することなく取り組んでいただけるものと安堵したところです。
 9日には、環境大臣となった原田義昭環境大臣がいわき事務所を訪問されました。私と佐々木清一町議会議長から「双葉町の現状を視察し、状況をよく理解して、被災者の声にしっかりと耳を傾け、復興の加速化に全力を注いでほしい」と要望書を手渡し、強くお願いいたしました。
 また、11日には町政懇談会終了後、会場のいわき市好間公民館に渡辺博道復興大臣が訪問され、復興財源の長期確保や特定復興再生拠点区域の段階的な拡大など、要望書を手交いたしました。渡辺大臣からは「長い年月がかかっても帰還困難区域は全て避難解除ができるまで復興再生に責任を持って取り組んでいきたい」とのお言葉をいただきました。

 10月6日には、Jヴィレッジ雨天練習場において「オリンピックデー・フェスタinふたば、スポーツフェスティバル2018」を開催いたしました。昨年に引き続きの開催であり、県内外の避難先より子どもから大人まで町民の皆さん約160人が集まりました。リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した水泳の金藤理絵さんやシドニー五輪銀、銅メダリストの中村真衣さん、昨年に引き続き競泳の伊藤華英さん、新体操の田中琴乃さんなど7人のオリンピアンに参加していただき、体を動かしながら、楽しく交流を図りました。オリンピアンが各チームのリーダーとなり、5つのチームに分かれてチームごとに色分けした揃いのTシャツを着て、手つなぎ鬼や小玉回し、5色玉入れなどで競い合いました。
 お昼には町婦人会の皆さんに配膳のご協力をいただき、マミーすいとんやお弁当をオリンピアンと交流を図りながら美味しくいただきました。大会の開催にご協力いただいた皆さまに心から敬意と感謝を申し上げます。当日は町民体育祭を思い出しながら、楽しい一日を過ごすことができました。

 10月11日から県内外11カ所での町政懇談会をスタートさせました。11月には、新潟県柏崎市、郡山市、いわき市で開催いたします。懇談会では、町執行部から避難指示解除に関する考え方(素案)、双葉町特定復興再生拠点区域内の除染・建物解体、住民意向調査について、教育委員会からは、双葉町の教育行政について、説明しております。

 冬に向かう時節ですので、風邪などひかぬよう体調管理にはくれぐれもご留意されますようお願いいたします。

双葉町長 伊澤 史朗