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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2021年4月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2021年4月1日)
(2021年4月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

 令和3年度がスタートいたしました。本年度は、双葉町にとって、さらなる大きな飛躍となる段階に向けてスピード感を持って準備していくこととなります。令和4年の春頃には、町民の皆さまが帰還開始できるよう、特定復興再生拠点区域内全域の避難指示解除をめざして、インフラ整備、生活環境づくりを完了させなければなりません。

 また、『復興五輪』と称された、2020東京五輪・パラリンピック開催が新型コロナウイルス感染症の影響で1年間延期されましたが、3月25日には、JR双葉町駅周辺の町道及び広場をコースとした聖火リレーも実施し、スポーツの祭典がスタートしました。

 それから、兼ねてより懸案事項であった、町内学校等施設の在り方については、利用の可否も含め段階的な在り方の方向性を確認することができました。「町づくり推進機関」において具体的に検討・調整に入ります。

 いわき市錦町にて再開した町立学校も8年目を迎えました。現在、新入生はもちろん、進級した在校生を迎え入れるため、4月6日の、幼稚園の入園式及び小・中学校の合同入学式と始業式の準備を進めているところです。本年度も「新型コロナウイルス感染防止対策」のため、参加人数を縮小し式典を開催する予定です。

 県内外の多くの双葉町の幼児、児童・生徒の皆さんも、それぞれの就学先で夢と希望に胸を膨らませ、学校生活を楽しみにしていることと思います。保護者の皆さまからも温かい励ましの言葉をかけていただきますようお願いいたします。

 町立学校の教職員組織も新体制になりましたので、次号の広報ふたばにてご報告いたします。

 また、生涯学習に係る各自治会や婦人学級におきましても、令和3年度の組織並びに年間計画の策定をよろしくお願いいたします。「コロナ禍」ではありますが、生涯学習・社会教育・学校教育に携わる人々が一体となって連携協力し、幼児期から義務教育、義務教育から生涯学習へと学びが連続的に繋がり充実するよう『つながる学び』をそれぞれの場面でサポートしてまいりたいと思いますので、今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

双葉町教育振興基本計画【R3年度~R7年度】基本構想

 双葉町を担う「貢献できる人材の育成」をめざすべく教育基本構想を掲げ、双葉町が大事にしてきた「双葉町の教育8つの柱」を引き継ぎ、それを実現するための15の目標を設定し、教育環境の充実や歴史・伝統・文化の継承に努めてまいります。

 

 【学校教育】めざす子どもの姿 生活や学習に目標を持ち 学び続ける子ども

 幼児期から中学校までの学びが連続する教育活動を展開することにより、子どもたちが、やがて社会人として成長したとき、社会や地域に「貢献できる人材」に育てるため、幼児期から中学校までの学びが連続する教育活動を展開する。 

 

【生涯学習】めざす町民の姿 生涯を通じて 健康で 学び続ける町民

 「いつでも、だれもが」学びたいと思う環境をつくり、生涯にわたる豊かな学習活動とスポーツライフを支援する。