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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年1月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2022年1月1日)
(2022年1月1日更新)

 

2022年 夢と希望のある「学び」へ

 明けましておめでとうございます。2022年(令和4年)、町民の皆さまは、ご家族の健康と社会の安寧を願い新年をお迎えしていることと推察申し上げます。 

 今年は双葉町にとって新たなまちづくりの大きな一歩を踏み出す、歴史的にも記念となる1年となります。多くの町民の皆さまが夢と希望をもって主体的に活動され、年代を越えた「つながる学び」となりますよう物心両面に渡りサポートしてまいりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。 

 さて、まだ、「新型コロナウイルス感染症(変異株)」が世界中で猛威を振るい収束の見通しがつかない中、日本国内ではリバウンド防止対策を一人一人が意識し、励行していくことが感染拡大の防止になると思います。 

 双葉町の園児・児童・生徒の皆さんもそれぞれの生活拠点において自己実現のために、これからの生活のさらなる充実を願い2022年に向けた多くの夢と希望を抱いていることと思います。教育委員会としましても、皆さんが安全・安心、そして楽しく学校生活が送れるよう学校教育の充実はもちろん、皆さまと繋がっていけるよう努めてまいりたいと思います。また、生涯学習においては各自治会や婦人学級、さらには芸術文化・伝統芸能保存団体の皆さまには、先の見えない不安なコロナ禍が続き活動が出来なかった悔しい思いを再開へのエネルギーにかえて今年は「ウィズ・コロナ」を念頭に、新しい生活様式という対策を踏まえながら、活動再開に向けた準備・計画を進めていただきたいと思います。  

 

双葉町教育委員会の教育委員による町立学校訪問

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の観点から、町立学校においては極力、外部からの訪問を禁止としてきました。しかし、昨年10月以降、日本国内及び福島県内においても感染者数の激減などから行動制限などが緩和されました。そこで、リバウンド防止対策として感染症防止対策をしっかりと行いながら学校行事等も実施する方向で見直しました。久し振りとなる教育委員による町立学校訪問を実施し、子どもたちや先生方の様子、施設設備を視察することができました。また、園長、校長先生との意見交換を実施しました。話題となった内容は以下のとおりです。

(1)一人一人と丁寧に向き合った学校教育  

(2)ICT機器を効果的に活用した学び 

(3)防災教育(放射線教育も含む)     

(4)道徳、人権教育の充実  

 

双葉町社会教育委員による町立学校訪問

  第3回双葉町社会教育委員の会議が開催されるにあたり委員の方々からの要望により、町立学校の訪問を実施しました。加えて、相双教育事務所主催による「公民館訪問及び社会教育研修会」も同時開催されました。

(1)生涯学習のまちづくり、(2)学びが連続する社会活動、(3)潤いある文化活動の推進、充実、(4)スポ・レクを通して町民の健康づくりと絆の維持のそれぞれの目標に合わせた具体的な事業について協議しました。分断されたコミュニティをいかにしてつなぎ、継続していくか大きな課題でありますが、近隣町村の事例を参考に話し合いました。キーワードとして次の様なものが話題となりました。 

(1) 防災機能の確保(耐震性)

(2)安全・安心の担保 

(3)放射能汚染のリスク回避 

(4)複合型学校+社会教育施設(スポーツ施設) 

(5)伝統文化、震災アーカイブ 

(6)リアリティを体験する場 

(7)利便性 

(8)にぎわい創出 

(9)人を惹きつける工夫 

(10)震災の風評・風化