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夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2021年12月1日)

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

夢と希望のある「学び」へ_教育長メッセージ(2021年12月1日)
(2021年12月1日更新)

夢と希望のある「学び」へ

 令和3年も、いよいよ師走を迎えて総まとめの時期となりました。今年も、新型コロナウイルス感染症まん延防止のため、各種行事の内容変更や延期及び中止せざるを得ない状況が続き、学校現場はもちろん、生涯学習・社会教育団体の皆さまも、当たり前のことが当たり前にできない現実、そのストレスの積み重ねによる精神的ダメージが重くのしかかっている状況ではないかとお察し申し上げます。これは、子どもたちも大人も同様の感覚ではないのかなと思います。若干の感染者数減少が、基本的対策とワクチン接種の効用かと思いますが安心はできません。「リバウンド防止対策」として、学校現場でも、さらに感染防止対策の取組を強化しているところですので、ご家庭におかれましても、十分話し合いをしながら、感染防止対策に取り組んでいただきたいと思います。そして、家族の中で思いやりのある人と人との接し方の大切さを話し合い、心豊かな成長をお互いに積み上げることができれば素晴らしいと思っております。 

 東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故による全町避難から、丸10年が経過し、双葉町の復興・創生が一歩一歩進む中「まちづくり計画」の中に、夢と希望のある「学び」へ、生涯学習はもちろん学校教育をどのように位置付けていくか。『文教の町、双葉町』を継承しつつ、町の将来を担う子どもたちをどのように育てていくか。「町づくりは、人づくり」の理念を基盤としつつ、丁寧に議論を進めてまいりたいと思います。  

第33回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝) 出場を棄権

 広報ふたば等で出場をお知らせしておりましたが、今年度のふくしま駅伝出場を双葉町チームは棄権いたしました。大変残念ではありましたが、昨年度からの新型コロナウイルス感染拡大のため、選手のみなさんが思うような練習ができないことと、全区間の中で選手の確保に調整がつかずエントリーできませんでした。吉田部長をはじめ白圡監督にはご尽力いただきありがとうございました。次回開催の第34回のふくしま駅伝には参加できるよう準備を進めてまいりたいと思います。 

令和3年度(第8回)「双葉郡ふるさと創造学サミット」開催のお知らせ

 来る12月4日、双葉郡8町村の小学生、中学生、そしてふたば未来学園中・高校、富岡支援学校のみなさんで、次に掲げるようなスローガンを重視して開催されます。次回には、発表の様子をお知らせしたいと思います。(昨年度に引き続き、コロナ禍により、オンラインでの開催)                            

【サミットスローガン】

 ~伝えあい、つながって、広がる ふるさとふたばの学び~

町村や校種を越えて学びあい、多様な見方・考え方にふれることで視野を広げる

【プログラムの考え方】
  • 双葉郡8町村の小中高が一堂に会するサミットだからこそできる学びあいの場。多様な意見に触れ、多様な見方・考え方を自分の中に築いていけるようにする 
  • 子どもたちが楽しんで「学びあい」(=聴きあい、感じあい、伝えあい、話しあい)できるよう、時間の使い方や空間づくりを工夫する 
  • 自分の思いや考え、メッセージを周囲に伝えることの大切さや、伝えたことで自分自身のなにかが変わることに気付く