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町長メッセージ_平成25年10月1日

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_平成25年10月1日
(2013年10月1日更新)

 最近の東京電力福島第一原子力発電所での汚染水問題は、深刻さを増しておりますが、ようやく国が汚染水対策に国費を投入するなど、国の関与が明確に打ち出されました。今や国際公約となったこの汚染水問題については、研究開発を含め世界の英知を結集して収束に向けて対策を講じていくことを強く要求するものであります。

 9月9日には、自民党福島県連の岩城光英参議院議員のほか、2人の国会議員がいわき事務所を訪れ、町への帰還見通しの明示、学校教育の復興、町民の絆の維持など町の中長期的な課題について意見交換を行ったところです。

 加須市の旧騎西高校避難所の今後の対応については、9月10日に旧騎西高校にて説明会を実施いたしました。この中で、退所後の借上げ住宅等入居が決定した方については、2週間以内に移転・退所いただくよう求めました。避難所は、最後の方が退所するまで閉鎖はしない方針ですが、移転先が未定の方についても個別の聴き取りを継続して行い、福祉施設への入所や居住先が調整でき次第、移転・退所いただくよう促したところです。

 復興公営住宅の整備については、住民意向調査を今月中に行う予定で、この結果を踏まえて場所ごとの整備戸数や仕様など、国・県・受入自治体との協議を加速させていきます。  

 また、学校再開に向けては、9月に行った意向調査を踏まえて今後開校場所を決定し、魅力ある学校とするための準備を進めていきますので、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 結びに、町民の皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

双葉町長 伊澤 史朗