本文にジャンプします
メニューにジャンプします

町長メッセージ_平成27年8月1日

TOOLCLOSE
MENUCLOSE
町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_平成27年8月1日
(2015年8月3日更新)
 6月29日に竹下復興大臣が双葉町の寺沢地区の復興インターチェンジ予定地、双葉駅周辺並びに5月より本格除染が始まりました両竹・浜野地区の3カ所の現地視察を行いました。視察により大臣には双葉町の災害の現状と今後の町の復旧、復興に対して理解をいただきました。
 さらに、双葉町復興まちづくり長期ビジョンに示しました (1)町内復興拠点の中野地区の産業拠点と双葉駅西の復興拠点の早期整備、(2)復興インターチェンジと接続道路等の早期整備、(3)双葉町・浪江町に整備決定しました復興祈念公園整備に関して、竹下復興大臣に要望書を提出し、町の復興に特段のご配慮をお願いしました。
大臣より復興庁として双葉町を全力で支援するという力強い言葉をいただき、町の復興事業を加速させていきたいと思います。

 6月24日及び25日に双葉地方町村会と双葉地方町村議長会により、政府関係機関並びに額賀自民党東日本大震災復興加速化本部長、大島衆議院議長に対し (1)来年度以降の復旧・復興事業のあり方と復興事業の財源確保、(2)福島第一原子力発電所の安全対策の徹底と着実な廃炉と情報提供、(3)除染等の推進及び安全、安心な生活環境の確保、(4)避難解除区域等の復興及び再生、(5)長期避難者に対する支援、(6)確実かつ実情に即した原子力損害賠償、(7)産業の集積と雇用創出・人材育成等の将来に向けた復興の7項目について、町としても町民の皆さまにとっても重要な事項であることから、強く要望してまいりました。

 6月28日に新山出身の渡邉一成競輪選手の後援会総会がいわき市で開催されました。渡邉選手は北京大会、ロンドン大会と2大会連続でオリンピックに日本代表として出場され、昨年のアジア大会ではそれぞれ銀、銅メダルを獲得されました。さらに来年開催のリオ・デジャネイロオリンピック出場を期待して今回後援会総会が開催されました。避難生活が続く町民の皆さまの希望の一筋になることを期待したいと思います。

 5月末から6月末にかけて、県内外の22カ所を会場にタブレットを活用した「コミュニティ集会」を開催しました。今回はタブレットの使い方を楽しく学ぶことを主題に179名もの方に町民の皆さまにお集まりいただきました。長い避難生活の中、懐かしい方との再会等もあり熱心に受講いただきました。集会終了後は、操作方法などタブレット端末全般に関する使用方法などのご質問にお答えする個別相談会を行いました。昨年よりタブレット事業を実施しておりますが、町民の皆さまが町の情報収集、コミュニティ広場への投稿等に利用していただき、交流の一助としてさらに活用いただければと思います。

 8月に入り、暑さの厳しい季節となりました。町民の皆さまにおかれましては、健康に留意され、お元気でお過ごしになられますようお願いいたします。

双葉町長 伊澤 史朗