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町長メッセージ_令和2年6月1日

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_令和2年6月1日
(2020年6月1日更新)

町民の皆さまへ

 初夏の季節になりました。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により4月16日に全都道府県に緊急事態宣言が拡大されてから1カ月半が経過しました。人が多く集まるイベントや交流会などの中止、延期や町民の皆さまにも3つの密(密閉・密集・密接)を避けること、外出の自粛など、「ステイホーム」を合言葉に不要不急の外出を控えて家で過ごすようにお願いしてきました。

 そして5月14日、安倍晋三内閣総理大臣より福島県をはじめとする特定警戒都道府県以外の34県と茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県の39県で緊急事態宣言が解除され、一部では社会・経済活動が再開されました。しかし、緊急事態宣言が解除されたとはいうものの第2波、第3波の心配もあり、まだまだ注意が必要ですので、引き続きマスクの着用や手洗い、うがいの励行など基本的な感染予防の実施と、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけるなど免疫力を高めることを続けていただきたいと思います。新型コロナウイルスの終息には、最低1年以上かかると言われていますが、早く日常生活が戻り以前のように町民の皆さま同士の交流ができるようになればと強く願っております。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うため、緊急経済対策として給付される特別定額給付金の申請受付を5月18日より始め、5月下旬より順次振り込みを開始しております。申請の受付期間が8月17日までとなっておりますので受給漏れのないよう早めの申請をお願いいたします。

 また、生活サポート補助金の令和2年度分の申請受付も始まっております。こちらも受給漏れのないように申請をお願いいたします。

 さて、特定復興再生拠点区域において、農地の除染や建物解体が行われており、羽鳥地区と長塚地区の一部の農地については間もなく除染が終了する予定です。4月には地区の皆さんによる保全管理組合が立ち上がり、除染終了後から耕起や除草作業など保全管理、並びに営農再開に向けての取り組みを進めることとしております。

 5月21日には、震災前からの町内企業である株式会社エナジー(坂本新一代表取締役)と中野地区復興産業拠点への企業立地協定を締結しました。町内で事業が再開されることでさらに、町の復旧・復興事業が加速していくことが期待されます。

 間もなく梅雨の季節を迎えます。気温の変化が激しい時期でありますので、町民の皆さまには引き続きお身体に気をつけてお過ごしくださいますようお願い申し上げます。

 

 双葉町長 伊澤 史朗