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町長メッセージ_令和2年12月1日

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町民一人一人の復興"と"町の復興"をめざして

町長メッセージ_令和2年12月1日
(2020年12月1日更新)

 町民の皆さまへ 

 

 早いもので令和2年の最後の月、師走を迎えました。日ごとに寒さが増していわき事務所脇の街路樹もすっかり葉を落としました。

 10月28日、JR双葉駅と双葉町産業交流センターを結ぶシャトルバスの運行を開始しました。JR常磐線の列車に接続しており、双葉町内へ公共交通によって訪れやすくなりました。町民の皆さまにもぜひご乗車いただきたいと思います。

 11月3日には、いわき事務所において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため規模を縮小して令和2年度双葉町表彰式を挙行しました。今年度の表彰式では、特別功労表彰として永年にわたり選挙管理委員、行政区長、消防団員として多大なる功績のあった3人の方々に、功労表彰として民生委員・児童委員として永年にわたり住民福祉の向上に尽くされた1人の方に功労章並びに表彰状をお贈りしました。さらに、永年勤続表彰として、行政区長、消防団員、双葉町職員として多年にわたり職務に精励された10人の方々に表彰状を贈りました。

 また、行政区長として町民の絆の維持発展に尽力された2人の方々、双葉町のために物心両面にわたりご支援いただきました1人と8団体に感謝状をお贈りしました。町政進展、住民福祉の向上や避難者支援に多大な貢献をされました方々に対して、改めて敬意と感謝を申し上げます。

 台風のため延期となっておりました福島県東日本大震災・原子力災害伝承館、双葉町産業交流センター、福島県復興祈念公園の合同開所式が11月7日、産業交流センターにおいて平沢勝栄復興大臣をはじめ来賓の方々のご臨席のもと開催されました。また同日には産業交流センター1階に銘菓や海産物など福島県産の土産物店として「サンプラザふたば」がオープンしました。中野地区周辺の中核となる、伝承館、産業交流センター及び復興祈念公園の一部が開所できたことには、復興への大きな一歩であると喜びを感じているところです。そして今般の開所が町に賑わいを取り戻すための契機になるものと確信しており、引き続き双葉町の復興をさらに前進させ地方創生のモデルとなる新たなまちづくりに挑戦する覚悟です。そして令和4年春頃の特定復興再生拠点区域全域の避難指示区域の解除と町への帰還を目指して町民の皆さまが安心し、希望の持てる生活環境が整うよう様々な課題に全力で取り組んでまいります。

 結びに、今年一年間、双葉町に対しご支援いただいたすべての皆さまに厚く御礼を申し上げますとともに、町民の皆さまにおかれましては、ご壮健にて新年を迎えられますよう心よりご祈念申し上げます。

 

                                   双葉町長 伊澤 史朗