(2019年12月26日更新)
本日、松本原子力災害現地対策本部長から、「双葉町の避難指示解除準備区域・特定復興再生拠点区域の一部区域を令和2年3月4日午前0時に解除すること」を提案され、合意したことを、ご報告させていただきます。
11月7日から11月30日にかけて、町政懇談会が県内外11か所の会場で開催され、そこで令和2年春の避難指示解除の考えを、町民の皆さまにご説明させていただき、ご意見ご要望等いただきました。
そして、今回の町政懇談会を通じ、町民の皆さまから、概ねご理解を得られたことを受け、町民の代表である町議会に、12月18日に町議会全員協議会の場で、令和2年春の避難指示解除のご説明をさせていただき、了承を得られたところであります。
当然ながら、今回の避難指示解除は、双葉町の復興へのスタートラインに過ぎません。
次のステップである令和4年春ごろの特定復興再生拠点区域全域の避難指示解除の目標に向けて、職員一同全力で取り組んでまいります。
また、避難が続いている町民の皆さまの生活支援策等の継続、特定復興再生拠点区域外の帰還困難区域での除染やインフラ復旧についても、引き続き国へ強く要望してまいります。
町民の皆さまにおかれましては、今回の避難指示解除について何とぞご理解いただき、双葉町の復興に向け、引き続きご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和元年12月26日
双葉町長 伊澤 史朗